花粉症のおはなし

花粉症の季節が到来ですね。
花粉症持ちの方々は憂鬱な日々が続きます
私は今のところ花粉症持ちではないのですが…
そもそも、なんで花粉症になりやすい人となりにくい人がいるのか、考えれば考えるほど不思議です。許容量を超えると花粉症になってしまうという考え方もあるようですが、中医学では、「気」が関係していると考えられているそうです。
気の中でも特に体の周りを取り巻くバリアとなる「衛気(えき)」の衰えによるものが原因だそうな…
そもそも衛気ってなんだろう?
衛気(えき)とは、外敵から体を守る働きの一つで、体表面を気で張り巡らしているそうです。皮膚や粘膜の防御力をカバーして、見えないバリアとなって花粉やウイルス・細菌などが体内に侵入するのを防いでくれています。
不足するとどうなるの?
 
この衛気が不足したり、乱れたりすると、体のバリア機能が低下し、風邪や花粉症・インフルエンザ・その他さまざまな病気にかかりやすくなってしまうと考えます。
衛気が不足する原因はどこにあるの?
 次のような生活をしている方は要注意!
・冷たいものをよく食べる・甘いものが好き
・肉類・乳製品・加工食品をよく食べる
・夜12時過ぎてからの就寝
・寝る直前まで携帯をいじっている
・運動をしていない
・ストレスがたまりやすい
 このような生活スタイルは「気」を消耗しやすいため、衛気自体も減少していくそうです。
衛気を高めるためにやるべき5つのことが紹介されておりました。
1.朝起きてすぐ深呼吸
 朝一番の空気は澄んでいてきれいなため、体の中にいい「気」を補充するのにはとてもいい方法です。5分から10分続けるといいでしょう。
2.夜早く就寝する
 できれば12時前までには布団に入ること。すぐに眠れなくても、体を休めることが大切です。休むことで、気を補うことができます。
3.寝る前はテレビを消す
 携帯電話、パソコンなどの電子機器をできるだけ使わないこと。寝る前2時間くらいは脳をリラックスさせておくことで、深い眠りを得ることができます。
4.食生活を見直す
 冷たいもの、甘いもの、味の濃いもの、生もの、肉類、油っぽい食べ物などは控えめにすること。これらの食材は、消化吸収をつかさどる「脾」の働きを低下させるため、五行の関係で「子」にあたる、呼吸器に関係する「肺」に影響し、花粉症を引き起こしてしまう可能性が高くなるのです。
5.適度な運動をする
 ウォーキングやストレッチのほか、朝の呼吸法だけでも、10分間もすればとてもいい運動になります。気を補いながら、巡らせることが重要です。
花粉症予防のために実行してみようかな。
UJITA YUSUKE