建築士の施主さまと作り上げた心地よさと機能性が調和する家

実現したい理想の間取りがあった建築士でもある施主さま。古くなった設備も一新したいということで、リフォームを決められました。数㎜単位で表現された間取りをお持ちいただき、打ち合わせを進めていきました。

家族が心地よく過ごせる場所を目指して、リフォームをスタート。少し小さく感じていたLDKは、洋室1つ分をつなげて広々とした空間に拡張しています。キッチンは新しいものに取り替え、ワインレッドが際立つエレガントな雰囲気に。お部屋の中心あたりに対面式で配置し、家族と会話を楽しみながら料理ができる、キッチンが主役となるお部屋へと生まれ変わりました。

冬場のお悩みであった室内の寒さは、断熱材を入れることで解消。外気の影響を受けにくくし、省エネにも効果的です。

また、お家全体の収納力アップにもこだわりました。もともと収納スペースが一部分に集まっていたこともあり、和室にものがあふれ物置部屋になってしまっていたそう。そこでダイニングと洋室の両側から使える大きめの収納をはじめ、キッチン、玄関、洗面室、トイレに収納スペースを増設。必要な場所に必要な分だけ収納を確保することで、各お部屋がすっきりまとまります。

ほかにもお掃除のしやすさを考慮し、部屋の仕切りにあった数㎝の段差をなくしてバリアフリー設計に。お掃除ロボットも、自由に部屋を行き来できるようになりました。1日の疲れを癒すバスルームは1.5倍の広さに拡張。足を伸ばしてゆったりくつろげるリラックス空間に。

毎日過ごす家だからこそ、細部にまでこだわり抜いたF様邸。施主さまの理想のカタチをもとに、心地よさと機能性を追求した住まいが完成しました。