2023.07.24
犬や猫と暮らすためにリノベーションでできることとは?
マンションで犬や猫と一緒に暮らす場合、周囲の住人やマンション管理組合のルールを守りつつ、犬や猫が快適に過ごせるように工夫することが必要です。
こちらでは、リフォームで出来る【犬や猫と人が快適に過ごす工夫】をお悩み別にご紹介します。
1.暑さ寒さ対策
断熱施工とは
断熱施工とは、壁の内側に断熱材をいれることで外気の影響を受けにくくすることです。
断熱材を入れることで夏は外の暑さを緩和し、冬は冷気を遮断してくれます。
犬や猫は人が外出している時は基本的に室内で過ごすので、家の中に誰もいない時でも室内を快適な温度にしておく必要があります。
マンションは気密性が高いので寒冷地でない限りは冬の寒さの心配はそんなに必要ありませんが、夏は戸建てよりもどうしても暑さがこもってしまいます。
そのため、ペットと一緒に住んでいる場合は外出時でも冷房をつけたまま外出される方がほとんどだと思いますが、近年の光熱費高騰に伴い、省エネ対策のお問合せも少なくありません。
そこで、室内の温度を少しでも快適に保つための工夫としておすすめなのが【断熱施工】と【二重窓】です。
二重窓とは
二重窓とは通常の窓の内側にもう一枚窓を施工することで、断熱性・気密性を高めることができます。
特に日なたが好きな猫は窓の付近でくつろいでいる姿をよく見かけます。ただ、暑い夏は窓付近はどうしても気温が高くなってしまうので二重窓にして外の暑さが入りにくくするといいでしょう。
また、防音対策にも効果があるので犬や猫を飼っていて鳴き声にお悩みの場合にもおすすめです。
2.犬や猫に適した床材は?
最近のマンションの床はほとんどがフローリングです。
通常のフローリングですと犬はとても滑りやすく、床で滑って転倒したり、足腰に負担がかかるとケガや病気のリスクが高まります。
特に小型犬に多いのが膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)という病気で、トイプードル、ヨークシャーテリア、ポメラニアン、チワワなどの小型犬には先天性膝蓋骨脱臼が多くみられます。
また、大型犬でも転倒などによりこの病気にかかってしまう場合があります。
他には、シーズーやダックスフンド、ビーグル、フレンチブルドッグなどは遺伝的にヘルニアのリスクが高く、これらの犬種は特に背中や腰に負担がかからないように注意が必要です。
こういった病気の予防や改善はとにかく足腰に負担をかけないことが重要になってくるため、少しでも負担を軽減するためにリノベーションでペット対応フローリングや滑りにくいタイル、クッションフロアなどに変更することをおすすめします。
3.運動不足やストレス解消対策
犬はお散歩が出来ますが、猫は事故や病気のリスク軽減のため室内で飼うのが主流です。
ただ、ずっと室内にいると運動不足やストレスがたまってしまうのでそれらを解消するために、高いところが好きな猫の習性からお家をぐるりと見渡せるようなキャットウォークを設けるのがおすすめです。
デッドスペースや収納をうまく利用することで、猫も人も空間を上手にわけて快適に過ごすことが可能です。
4.その他の対策
猫は玄関や窓の開閉の際にするりと脱走してしまうことがあります。窓やドアを開け放しにしないのはもちろんですが、玄関に脱走防止扉を取り付けるのもリノベーションでできる対策の一つです。
例えば来客対応や荷物の受け取りなどでドアを少しの間開けたままにする場合は、こちらの脱走防止扉を閉めておくと安全です。
5.その他、壁紙や臭いに関する対策について
犬や猫と住む場合によく聞くお悩みが壁紙や臭いについてです。
これらに関しては下記コラムで詳しくご説明しておりますのでぜひご覧ください。
爪とぎはどうしたらいい?
爪とぎを制限してしまうと猫はストレスがたまってしまうので、【爪とぎをしてもいい場所】を確保するといいでしょう。
→爪とぎに関するお悩みはこちらへ。臭いが気になる。また、トイレの場所の確保は?
→トイレや臭いに関するお悩みはこちらへ。6.相談会に参加してみよう!
これからペットを飼う予定がある、または現在ペットと暮らしていてお悩みがある方はぜひ一度サンリフォームの「ペットと暮らすためのリノベーション相談会」にご参加ください!
犬や猫と暮らすためにリノベーションで出来ることや、気をつけなくてはいけないことなどをお教えします!
猫と暮らすためのイベントが多数ですが、犬と暮らすご相談もお受けしております。
どうぞお気軽にお問合せください。
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