暮らしの手帖
2012.02.13
ついつい買ってしまう本の続きですが…
なぜか買ってしまう「暮らしの手帖」…
知っている方も多いと思います。
「暮らしの手帖」は、雑誌のカテゴリー分けでいうと、婦人雑誌になると思いますが…
なぜかメンズなのに読んでしまうんです!
ファッションや飲食物/料理、各種商品テスト、医療/健康関連の記事や、様々な連載記事が掲載されていますが…
婦人雑誌といって舐めてはいけません!
辛口です!!良いものはいい!ダメなものはダメ!とはっきり物申されます。
特に家庭電化製品や日用品を中心とした商品テストは、他紙で絶賛されていたはずの商品がバッサリ切り捨てられます!あっさりと…
しかしなぜこのような作り手本位な文章を書けるかというと
創刊してからずっと確固たる理念があるのです!
「雑誌の全ての部分を自分達の目の届く所に置いておきたい」という理念から、広告は外部からのものは一切受けず、自社書籍についてのみを扱う。従って、いずれの記事も一貫して商業主義に左右されない生活者本位の視点が貫かれています。
創刊された昭和23年からずっと…
本の中身もさることながら、読者はこの「理念」に惹かれてしまうのではないでしょうか?
掲載されている写真もなぜか「味」があり、見入ってしまいます。
料理レシピのコーナーに掲載されている料理写真は、今にも美味しい匂いがたちこめてきそうな気が…気のせいか?
手帖といいながらポケットサイズではないのはご愛嬌
UJITA YUSUKE