素敵な家具に囲まれたお家

今回のリフォームの一番の目的は、さらに安心して暮らせる住まいにする事。
地震を経験されたことが、毎日過ごす空間について見直すきっかけになったそうです。

背の高い家具を置かず、作り付けの収納をつくること、
そして古くなった設備を、お手入れが楽なものに入れ替えること、
これらを最優先にリフォームが始まりました。

以前のリフォームで設置された和室とリビングの壁面収納はそのまま残して、リビングの壁面収納のみ一部を造作し、新たにテレビを置けるスペース確保しました。

和室のラミ天井は木目がかっこよく、年代を感じないほど素敵だったため再利用しています。襖だった扉は、新しく洋風の扉に入替えました。

キッチンはＬ型だった配置をＩ型にへ変更しました。
ダイニングとの空間を区切るために、ハイカウンタータイプのカップボードを設置。
キッチンからとリビングから両方収納できてとても便利です。

施主様がお持ちのセンスの良い家具や小物たちを活かすようなテイストで、
無垢フローリングや造作扉、タイル、アメリカンスイッチなどもご提案させて頂きました。

全体的に大きな間取り変更はしてませんが、小さくて靴が収納しきれなかった靴箱を大容量のものにしたり、コンパクトだった洗面室をひろげたりと、さらに快適にご生活できるお住まいへのリフォームになりました。