空気が巡り、光に満たされる住空間

住まいの不満点を解消するため、全面改装を決められたX 様。リビングと廊下で感じていた寒暖差は、建具の位置を変え全体に空調が行き届くように工夫しています。また効果的に透明のガラス戸を取り入れることで、光が心地よく降り注ぐ住まいに生まれ変わりました。

X 様が以前からお悩みだったのは、リビングから廊下に移動した際に感じていた寒暖差。奥さまのご希望でリビングと廊下を仕切る扉は付けず、玄関ホールに間仕切りを設置。住まい全体に空気が巡るようなレイアウトにしています。廊下から洗面台、ウォークインクローゼット、脱衣室へと続く回遊空間に空気が巡り、リビングとの寒暖差を感じることはありません。

間接照明の優しい光に包まれたLDK には、憧れのアイランドキッチンを採用。天井のクロスやキッチンの側面、カップボードには色味にこだわった木目調を取り入れ、キッチンがリビングインテリアの一部として溶け込んでいます。柱や背面は名古屋モザイク「ボルサーリ」が光を受け、空間をより趣き深くしています。寝室と玄関ホールの間仕切りには、LIXIL「ラフィス」のガラス戸をセレクト。バルコニーやLDK からの光が通り、抜け感のある空間に仕上げています。

洗面台は帰宅後すぐに手を洗えるよう、玄関から直ぐアクセスできる位置に。ウォークインクローゼットの傍にあるので、そのまま荷物の片付けや着替えがスムーズに行えます。洗面台を柔らかに彩るのは平田タイルの「ココン」。どこか懐かしさを感じる印象的なデザインがポイントです。

どこにいても快適な室温で過ごせるようになったX 様邸。空気や光が心地よく巡る住まいで、ご家族の健やかな毎日を包み込みます。