2023.05.08
リビングにベッド?! LDKに、ゆるく区切った寝室をレイアウトする間取り
”寝室は最もプライベートな空間であり、個室であるもの”
これが従来の常識ですが、近年海外で「リビングにベッドを置く」レイアウトが流行しており、日本でもそれに近しい事例を見かけるようになってきました。
そこで今回はリビング×寝室が一体となった間取りの魅力をご紹介します。
まずは事例を見てみましょう
「開放感があるリビングダイニング・寝室」というコンセプトのもと、採光タイプの間仕切りスクリーン・室内窓を採用する事で、室内どこからでもバルコニーからの景色を楽しめる間取りを実現しました。
「ワンルームで生活したい」というご要望のもと、寝室には壁を造作せず、L型にガラス間仕切りを取り付けました。シックな黒格子がリビングのアクセントになっています。
どちらの事例も、ホテルのようにリゾート感があっておしゃれですよね!
リビングにベッドを置くメリット
独立型の寝室を用意せず、リビングの一角に寝室を設置することで以下のメリットがあります。
寝室をほかの用途に使える
広さに余裕がなく部屋数に限りがあり、個室として優先させたい用途がある場合は、有効な手段です。
光熱費の削減に役立つ
部屋間の移動がなくなり、1日中ひとつの部屋で過ごすので、照明や空調など省エネに役立ちます。
開放的なベッド空間を演出できる
独立型の寝室はどうしても閉鎖的な空間になりがち。リビング一体型にすることでそれが解消できます。
くつろぎ時間の幅が広がる
リビングでくつろぎたい時に、シームレスに利用できる寝室があることで、ベッド空間の用途を広げることができます。
最近じわじわと人気になりつつある、部屋を区切らない「1LDK型」「ワンルーム型」レイアウトとも共通点が多く、特にひとり・ふたり暮らし世帯にぴったりの間取りです。
リビング×ベッドを快適にするポイント
一方で、リビングとベッドが一緒になることで気になるのが下記ではないでしょうか。
・リビングスペースが圧迫されそう
・生活感がでそう
・来客時に困りそう
そこで重要になってくるのが、ベッドの配置場所とゾーニングです。
開放感を保ちつつ空間をゆるく区切る間仕切りや、来客時など必要な時に開閉できる引き戸がおすすめです。
上吊り戸で仕切ることによって、開けたときの寝室との境界線を目立たなくしています。
胸くらいの高さの壁で仕切ることで、ベッドが丸見えにならずに生活感をおさえられます。
【事例】光と風が心地よく通うお部屋間仕切りを設置しない場合は、リビングの死角となるスペースにベッドを設置するのもいいでしょう。
ベッドを死角に設置することでゾーニング。間仕切りたい時はロールスクリーンで。
こちらのコラムもご参照ください。
2~3LDKの間取りを取り壊して大きなワンルームにするリノベーションが人気です。
かつての住宅は、小さな部屋で区切られた間取りが一般的でした。
それに代わって近年は、壁を取り払ってLDKを広くとる間取りが主流になりつつあります。このような背景があって、「リビングと寝室を一体化する」レイアウトも徐々に受け入れられつつあるのかもしれません。
「私のおうちでも【リビング×寝室一体型】を実現してみたい!」と思われた方は、ぜひサンリフォームにご相談ください。
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