埋め込み型収納でスッキリ!「ニッチ収納」

”ニッチ”とは、壁の一部をくぼませて作り出す空間のこと。壁の厚みといった、構造上発生するスペースを活用して収納スペースを作り出すことを「ニッチ収納」と言います。

ニッチ収納が人気の理由は?

≪人気の理由≫

◆スペースの最大活用: ニッチは、建物の構造・強度に問題がない壁面の厚みを利用するので、場所をとらずに収納スペースを増やすことができます。
◆見た目のスッキリさ: ニッチ収納は、壁面から飛び出ることがありませんので、家具などで棚を付けるのに比べて見た目がスッキリします。

◆インテリアのアクセントになる: 平坦な壁にニッチがあるだけで、インテリアのアクセントになります。さらにニッチに照明を施したり、まわりの壁面と異なる素材(タイルなど)を施したりと、アレンジは無限大です。

≪注意点≫

◆奥行きの制限: 壁の厚さの範囲内でつくるので、奥行きは100ミリ前後のことがほとんど。大きくてかさばるものの収納よりは、小物や写真など飾るための飾り棚としての用途が適しています。

◆掃除が必要: 壁面のくぼみは意外とほこりがたまりやすいもの。場所によっては、こまめな掃除が必要になります。

壁のリフォームはニッチ造作のチャンス!

ニッチは、その壁面の施工が強度に問題なければ、後からでも施工することは可能です。
しかしその判断をするにはプロ業者でないと難しい点や、仕上げに壁紙の貼り直しや塗装が必要になるため、せっかくであればお部屋全体のリフォームの時にまとめて施工するのがおすすめです。

ニッチ設置例と、設置費用の目安

場所別に、いくつかニッチを造作した事例と、費用の目安をご紹介します。

<玄関/廊下>

玄関や廊下は幅も狭く、出っ張った棚を造れないからこそ、ニッチ棚をつくるのにぴったりな場所です。お花などを飾ると、空間がパッと華やいでいいですね!

<スイッチニッチ>

スイッチのためのニッチのこと。人気なのは、リビング入ってすぐの壁にニッチをつくって、インターホンや照明スイッチ・リモコンなどをまとめて配置するスタイルです。
写真のようにスイッチと一緒に鍵などもかけておくと、お出かけ前後に便利かもしれませんね!

【廊下やスイッチニッチのような比較的小ぶりなニッチの場合】
費用目安:3~5万円

<キッチン>

キッチンカウンターのリビング側にニッチをつくってマガジンラックや飾り棚に。
また、キッチンで作業中に手が届く場所に「スパイスニッチ」をつくるのも人気のあるスタイルです。

【キッチンのカウンター下にマガジンラックとして活用できるニッチ】
費用目安:5~8万円

<トイレ>

意外と収納するものが多いトイレ。芳香剤や消臭スプレーなど細々したものや、予備のトイレットペーパーを置けるニッチがあれば、すっきりと整理整頓できます。

<洗面室>

洗面台横の壁面にニッチをつくる事例が人気です。水に濡れることなく、毎日使うものを清潔に収納できるのでとても便利です。

【洗面室やトイレなどによくある棚板付きニッチ】
費用目安
他工事がある場合: 3~5万円
ニッチ工事のみ : 6~8万円

その他事例は「事例一覧」の「こだわりスペース」から、【ニッチ】のタグで絞り込むことでご覧いただけます👇

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サンリフォームなら豊富な経験・実績からお客様にぴったりの収納をご提案させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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