2023.03.14
キッチンも「インテリアの一部」に。オススメの「下がり天井」
天井の一部が他の部分より一段下がっていることを「下がり天井」と言います。
ここでは、下がり天井が一番多く使われているキッチンについて、その理由やオシャレな取り入れ方についてご紹介致します。
1.キッチンの下がり天井とは?
『キッチンの下がり天井』とは、その名の通りキッチンの天井がリビングやダイニング部分より一段下がっていることを指します。
キッチンリフォームでは、キッチンの設備交換はもちろん、「壁付けだったものを対面に」「向きを90度変更」など大規模な工事も珍しくありません。
その際に、壁紙や床など内装のデザイン変更と共にキッチンの下がり天井部分に他と異なるクロスを貼ったり、板張りにするなどして、天井を含めたキッチン全体のリフォームを楽しむお客様が増えています。
天井部分だけクロスを変更したり板張りにすることで、仕切りを設けなくても空間をやわらかく分けることが出来るのでオススメです。
キッチンを90度回転させて背面にはタイルを、天井は下がり天井にして木目クロスを貼った例。キッチンの場所も雰囲気も一新。
2.何故キッチンの天井を下げるの?
マンションではキッチンの天井裏はレンジフードのダクトが通っていることが多いため、それを隠すためにキッチンの天井はリビングやダイニングより少し低くなっていることがあります。
そういった場合は、ダクトが通っている部分だけ天井を下げるとかえって目立ってしまうことがあるため、キッチンの天井全体を下げるのが一般的です。
ダクトが通っている部分以外は空間に余裕があるため、ダウンライトを入れたり間接照明を入れて照明を工夫することも可能です。
3.あえて下がり天井を残すことも
こちらのお家は、もともと壁付けのL字型キッチンだったためお部屋の一番奥にレンジフードがあり、外に排気を逃すため下がり天井部分にぐるりと大きなダクトが通っていました。
その際、リフォームでキッチンを対面にしレンジフードを手前に移動させたことで天井部分にダクトを通す必要がなくなり、天井を上げてリビング部分と揃えることが可能でした。
しかし、下がり天井部分はあえて残しダウンライトを入れ、キッチンの壁と天井のクロスを揃えました。
そうすることで、リビングと一体になっているキッチンですが、ちょっとした個室のような仕上がりになりました。
4.様々な下がり天井の使い方をご紹介!
一番人気の木目クロス! キッチンや家具、建具の色とキッチン天井のクロスの色を合わせて統一感のあるLDKに。
お部屋の雰囲気に合わせてお好きなカラーに。
モノトーンを基調とした落ち着いたリビングに合わせてキッチンの天井はグレーのクロスを。シックな雰囲気のキッチンになりました。
下がり天井部分にダウンライトと間接照明を入れることで、キッチン全体が優しい雰囲気に。
光の演出が素敵なLDK。家族や友人とパーティーを楽しめるお家に。
いかがでしたでしょうか。キッチンに下がり天井を取り入れることで空間に仕切りや広がりが出来るだけでなく、光の演出も楽しむことが出来ます。
最後になりますが、下がり天井を取り入れる際の注意事項として、天井を下げることで圧迫感が出ることもあるので、元々の天井高はどのくらいなのか、どのくらい下げるのか、圧迫感を感じないためにデザインや色味、照明をどうするのかをしっかり検討する必要があります。
サンリフォームでは経験豊富なアドバイザーやデザイナーがそういった注意事項も踏まえピッタリなプランを提案いたします!ぜひお気軽にご相談ください!
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