2024.11.28
【花粉対策】部屋干し環境を整えてストレスフリーに
年明けから春にかけて気になる花粉やPM2.5、黄砂といった大気汚染。せっかく洗った洗濯物を汚したくないから、この時期は部屋干しをするという方も多いのではないでしょうか。でも乾きにくかったり場所がなかったりなど部屋干しに抵抗を感じている人も多いはず。それらのお悩みは部屋干しする環境を整えることで解決できます!
部屋干しする
もっとも手っ取り早くてランニングコストがかからない方法がこちら。でも「乾きにくい」「臭いが気になる」「部屋の邪魔になる」などお悩みが多いのもこちらです。
◇部屋干しで上手く洗濯物を乾かすポイント
・なるべく壁から離れた場所に干す。カーテンレールに干すのもNG
・洗濯物同士を密着させない
・扇風機やサーキュレーターで室内の空気の流れを作る
風通しを良くして湿気がとどまらないようにし、雑菌を増やさないことが大切です。
◇部屋干しの”定位置”をつくって効率的に
頻繁に部屋干しをするなら、天井吊り下げ式で“定位置”をつくってしまうのがいいでしょう。
天井に負荷がかかるので、取り付け場所によっては天井の下地工事が必要になりますが、リフォームの際は一緒に工事ができるのでおすすめです。
≪ Panasonic「ホシ姫サマ」≫
使用時に昇降させて使用する室内物干し竿。使わない時は天井に収納可能です。
≪ 川口技研「ホスクリーン」≫
天井に金具を取り付け、その間に竿を設置して使用する室内用物干し。ポールと竿は室内干しが必要な時だけ設置して使えるので、部屋干ししていない時は目立ちません(スポットタイプ)。
≪ 造作アイアンバー ≫
室内干しユニットのように、使用しない時にスッキリ格納することはできませんが、お部屋の雰囲気にあったアイアンを選ぶことができます。
浴室乾燥機を使う
浴室乾燥機には暖房・冷風・乾燥・換気などの機能があり、もちろん洗濯物を乾かすことも可能です。
部屋干しよりも早く乾いてシワにもなりにくく、さらにはお風呂のカビ対策にもなる、とても便利な方法です。
しかし一番のデメリットは「光熱費」がかかることでしょう。浴室乾燥機の機種やメーカーなどによって差はあるものの、電気代は1時間あたり約30~50円といわれています。洗濯物の量が多いと乾くのに4~5時間かかってしまい、それが毎日となると電気代がかさんでしまいます。
浴室乾燥機を効率よく使う方法や、電気式とガス式の違いなどはこちらの記事でご紹介しています。
いずれにしても干せるスペースが限られることもあり、少人数のご家族での使用がおすすめです。
ガス衣類乾燥機を使う
最近は、浴室乾燥機よりも短時間で、ふんわりと乾かすことができるガス式乾燥機が人気です。
≪ リンナイ「乾太くん」≫
<メリット>
・ガスのパワーで早く乾く(6kgの洗濯物なら1時間)
・80℃以上の温風でふんわり乾く&生乾き臭の原因菌をシャットアウト
・浴室乾燥機よりもランニングコストが安い(6kgで1回83円)
<デメリット>
・初期設置費用がお高め(6kgタイプで20万円程度)
・サイズが大きく場所を取る
・マンション設置には注意が必要
※それぞれのお家で条件が異なるので、リフォーム業者に要相談
◇条件をクリアすればマンションでも設置可!
マンションでは設置が難しいとされている「乾太くん」ですが、設置できた事例もいくつかございます!
【幹太くん施工事例 1】
排気ルートには元々給湯器で使用していた穴を使用しています。洗面室の裏側がちょうど外部に面していることもあり、乾太くんを設置できました。
【幹太くん施工事例 2】
こちらの事例では、外部に面した壁に沿って設置することを優先して、ダイニングの一角に乾太くんを設置。排気管を造作扉で隠すことで、家具に馴染んでスッキリした印象になっています。
【幹太くん施工事例 3】
こちらはランドリールームに設置していることもあり、排気ルートは隠していません。
ランドリールームをつくれば、洗う~乾かす~しまうといった洗濯の一連の作業がひと部屋で完結できてとっても便利。生活動線が激変します!
リフォームはこれまで不便に思っていたことを一気に解決できるチャンスです。
外で洗濯物を干せないことにお悩みの方は、これらの方法もあわせて検討してみてはいかがでしょうか。
サンリフォームではそれぞれのマンションの特性を熟知しながら、ご家庭にあわせた最適なリフォームを提案させていただきます。
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