2022.11.10
洗う・干す・しまう を簡略化! 今、大注目の「ランドリールーム」
洗濯に関する家事の専用スペース「ランドリールーム」の注目が年々高まっています。
「洗濯」といえば、洗面室で洗濯したものを庭やベランダまで運んで干して、それを取り込んだ後、家族それぞれの収納に振り分ける、という動線が一般的。
しかし昨今のライフスタイルの変化により、それが一般的でなくなる日が来るかもしれません。
増加する「部屋干し」派
年明けから春にかけて気になる花粉やPM2.5、さらに梅雨や台風、夏のゲリラ豪雨、乾きにくい冬など、年間通して天気の影響を受けやすい外干し。また、共働きで帰宅が遅くなるなどライフスタイルの変化もあります。
一時的だった部屋干しが、いつの間にか常時するようになったというご家庭も多いのではないでしょうか。
部屋干しする場所の変化
これまで部屋干しの場所はリビングが主流でした。しかしコロナ渦で在宅時間が長くなり、リビングに干したくない、洗濯機の近くにしたいというニーズが高まっています。
RoomClip(住まいのSNS)において、「部屋干し」投稿に併用される場所系タグランキングの順位からも、そのトレンドが見てとれます。
実際、サンリフォームのお客様も「洗面所に物干しを付けたい」というご要望は多く、施工事例も多数あります。
「ランドリールーム」の検索・投稿が急増!
そうなると次に煩わしくなってくるのが、乾いた洗濯物を振り分ける手間。
洗面室に収納スペースを設ければ、洗う・干す・しまうといった一連の作業が1か所で完結できます。これがまさに「ランドリールーム」です!
RoomClipで、2022年「ランドリールーム」というワードが検索された数は、2017年に比べて4.5倍!今後、新築・リノベーションの定番の間取りになるかもしれません。
同時に、最近は「たたまない収納」も注目されています。よく使う下着・インナー類はかごに放り込むだけ、洋服はハンガーにかけたまましまうなど、収納のしかたを根本から見直す動きも見逃せません。
ランドリールームは通気性が大切。家族の洗濯物を一定の間隔で干せる広さに加えて、空気の流れをつくるサーキュレーターや除湿器の電源を確保することも忘れないようにしましょう。
施主様のご要望を叶えた、洗面室・ランドリールーム事例をご紹介
1. 日々の暮らしをベースに生活動線を整えた洗面室
2. リビングからも廊下からも通り抜けできできる洗面室
室内物干しの「ホスクリーン」を4方向自在に取り付け。さらに、除湿器・サーキュレーター設置用のコンセントも完備。
3. 衣類の作業はすべて洗面室で完結!
室内物干しと、折りたためるアイロン台を設置。洗濯物をしまうまでの作業をスムーズに。
4. 洗濯室 兼 収納たっぷりのクローゼット
広いWICはランドリールームを兼ねていて、洗濯/乾燥・収納・作業台・着替えと全てを一部屋で済ますことができます。
回遊動線で使い勝手も良く、風通しの良い間取りと共に湿気対策効果のある壁材をクローゼットに使うことで湿気対策も。
洗面室に「ランドリールーム」を導入することで、工程が多く生産性が低い“洗濯”という家事のイメージから、プロセスが最適化された完結型家事へと変化し、暮らしに豊かさをもたらしてくれそうです。
この機会に日常生活の中で要所となる水まわりの生活動線に加え、各所の収納スペースも充実させることで暮らしやすさが大幅に向上するお部屋のリノベーションを是非検討してみてください。
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