2024.05.07
【間取り変更なし】リフォームでどれくらい変わる?
とくに今の間取りには不満はないけれども、内装をきれいにしたい。
コストの兼ね合いで間取り変更はせずに一新したい。そのようなご要望を数多くいただきます。
水まわり機器を入れ替えて壁・床・天井を新しくするだけでも、まるで新築のように蘇るのがリフォーム。元の間取りを活かせば完成のイメージもしやすく、大きなコストダウンになります。
また、壁を一部撤去することで光と風を通したり、床の段差をフラットにしたりと、間取りを変更しなくても住み心地を向上させる工夫はたくさんあります。
ここでは元の間取りを極力活かした事例をもとに、どのように工夫することで住空間をリフレッシュしたかをご紹介します。
CASE 1
壁を一部取り払う
キッチンと、リビングダイニングを遮っていた壁を撤去することで、キッチンを出入りする際の動線を改善しました。
梁を活かした意匠
ダクトが通っていて撤去できない梁を活かして、折り上げ天井にすることでダイニングスペースに奥行きをもたせました。
※折り上げ天井とは、天井の中央を周りの部分よりも一段高く仕上げた形状の天井のこと。
和室をなくして洋室に
床と天井をリビングからフラットにつなげることでLDKから旧和室がつながる大きな空間になりました。必要に応じて空間を区切ることもできます。
CASE1リフォーム費用 800万円
諸経費・税込
※費用目安※
間取り変更なし・水まわり4か所+内装+建具交換あり 450~600万円程度
間取りを一部変更・水まわり4か所入れ替え 500~800万円程度
スケルトンリフォーム 850~1200万円程度
CASE 2
キッチンの吊戸棚を撤去
開口を広くすることで光と風を通し、開放的なキッチンになりました。
カーペットをフローリングに変更
リビングをはじめ廊下などすべてフローリングに。和室は残しつつ、畳を表替えすることでリフレッシュ。
お風呂のサイズアップ
以前のユニットバスは実際の浴室の広さよりも小さいサイズの物が設置されていました。今回最大限の広さに設計されているユニットバスに入れ替えることで、間取り変更せずともサイズアップを実現しました。
※ここだけ間取り変更※
洗面台を廊下に移動。それに伴い廊下の一部を拡張しました。
ご紹介した2つの事例のように、大きな間取り変更をしなくても工夫次第で住み心地を向上させることは大いに可能です。コストを抑えられるところは抑えて、その分最新の水まわり機器を入れるなどメリハリあるリフォームをしたいという方にもおすすめです。
動画では実際のお住まいでさらに詳しく解説しています。
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