2022.01.17
データから読み解く!50-60代のセカンドライフリフォーム
Webや雑誌などで紹介されるリノベーション・リフォームの施主様は、比較的若い方が多い印象かもしれません。
しかしリフォーム業界全体では60代の施主様が最も多く、次いで50代となっています。
なかでも最も”潜在需要”が大きいと言われているのは50代。子育てがひと段落して生活を見直すタイミングでもあり、セカンドライフを迎える準備としてリフォームを考える方が多くいらっしゃいます。
ここでは50-60代のリフォームの実態を、データを用いて紹介していきたいと思います。
リフォームを検討するきっかけと、その時期
全世代共通して、
1.設備や機能が古くなったから
2.壁、床、天井など住宅の一部が古くなった、または壊れたから
3.今の住宅に長く住み続けたいから
4.水まわりや家事動線の使い勝手が悪いから
5.間取りやデザインに不満があるから
が、検討したきっかけの上位にあがります。
50代以上は、とくに上位3つの割合が高くなっていることから、住宅を取得したタイミングから年数が経ち、老朽化が検討のきっかけとなっていることがわかります。
なおリフォーム検討時期は、
マンションは築20年未満の割合が最も高く、戸建よりも早めに検討を始める傾向にあります。
リフォームを希望する箇所
「トイレ」「浴室・洗面所」「キッチン」と水まわりが上位。次いでリビング、外壁(戸建の場合)と続きます。
工事内容は全世代共通して「省エネリフォーム工事」が最も多く、50代以上は「バリアフリーリフォーム工事」が次に多くなっています。
省エネリフォームとは、家の断熱性を高めて快適性の高い住宅にすること。また、家の中の段差を解消したり、扉を開閉しやすい引き戸にしたりするといったバリアフリー工事で、長く健やかに暮らせる住まいにしたいという傾向がわかります。
リフォーム検討時の予算と、実際にかかった費用
50代以上は、平均232万円 < 実際にかかった費用は268万円と、予算を少し上回ります。
予算を上回るのは全世代共通の傾向で、50代以上の1位は「設備をグレードアップしたから」。
当社のお客様も、リフォームアドバイザーと相談して商品を検討する中で、想定よりも上位グレードの設備を入れることを決断される方が多くいらっしゃいます。特に水まわり設備は日進月歩で良くなっています。真剣に検討してみると「こんな機能もあるの?!」と驚くことでしょう!
リフォーム業者選びで重視することと、契約した理由
検討者アンケートでは業者選びに重視した点は、
1. 工事の質・技術
2. 工事価格の透明さ・明朗さ
3. 工事価格が安いこと
の順となっています。まずは「きちんとした工事をしてくれるのか」「価格は正当か」が気になるところでしょう。
実際にリフォームを実施した方のアンケートでは順位が入れ替わり、「工事価格が安いこと」が1位となっており、実際リフォームするとなると金額面も重視したという傾向になっています。
またどんなリフォーム業者を選ぶかというアンケートでは、50代以上は「地元密着企業」の契約が7割弱と高い割合となっています。
地元密着企業はその地域でずっとリフォーム業を行っているので、とくにマンションの場合は工事実績があると、そのマンションならではの構造や設備を熟知していたり、工事中の勝手を知っていたりと安心なことが多いでしょう。
当社でも、「同じマンションで工事している様子を見かけて、自分の家もリフォームしたいと思い連絡しました」というご相談をいただくことがあります!
サンリフォームは創業40年以上、関西5店舗関東2店舗で地域密着企業として、これまでに50,000件以上の施工実績がございます。
理想の暮らしやお悩みに寄り添い、「その先」を見据えたご提案を一同心がけております。マンションリフォームに特化しているので、工事前後のご近隣への挨拶・共有部分の養生なども当社にお任せください。
間取りが不便だと思われながらも我慢して過ごしていたり、全体の汚れなどが気になりつつもリフォームって敷居が高くて…とお悩みの方も、ぜひお気軽に当社へご相談ください。
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