モールテックスが存在感を放つLDK

Youtubeやインスタグラムを参考にされ、インテリアの配置や素材など初めから具体的なイメージをお持ちだったお施主様。内装は素材感を感じられるタイルやエコカラットを使用し、床はフロアタイルで全体を統一。物を見せない収納方法やコードレスで生活感を隠した、ホテルライクな住まいを実現しました。

キッチンの腰壁はモールテックスで仕上げ、スタイリッシュなリビングに存在感を放ちます。腰壁のリビング側には大量に収納できる可動棚を設置し、リビングになるべく物を置きたくないというお施主様の希望を叶えました。キッチン背面のカップボードは、グレーのタイルと白の目地が程よく抜け感をプラス。オレンジ色の間接照明が飾り棚とタイルを照らし、シックな雰囲気の中に温かみを感じさせます。

新しく購入された天然木のダイニングテーブルが映えるように、リビングの床は異素材のタイルを採用。フロアタイルに目地を施すことで、本物のタイルを並べているように見せています。リビングからキッチン、廊下、水まわり、玄関へと続くフロアタイルは同じデザインで統一し、配線がすっきりまとまる壁掛けテレビと合わせて、ホテルのような洗練された空間を演出しています。

洗面室は、廊下側にある収納スペースの奥行きを狭くして拡張。広々としたカウンターで、日々の支度も楽しくなります。奥さまのこだわりであった室内干しを可能にするアイアンバーや生活感を隠すことができるロールスクリーンを設置し、普段の家事を快適に。モノトーンでまとめた清潔感のあるトイレは、凹凸のあるエコカラットや柔らかく照らすペンダントライト、グレー調の床が落ち着く個室空間に仕上げています。