2025.03.27
壁紙以外の選択肢ご紹介!【内装材色々】

お部屋の壁は壁紙を貼って仕上げるのが一般的ですが、壁紙以外でも多くの選択肢があります。その中でも特に最近人気の内装材をいくつかご紹介します。
壁を塗装する(DIYも人気!)
まずは壁の塗装をご紹介します。
塗装は壁紙を貼るのと違い素材感を活かしたりちょっとしたニュアンスを出したいときにお勧めです。
また、大きな特徴の一つが選択肢の多さです。各メーカーで何百色と種類があるので、その中から色を組み合わせてイメージにピッタリの色を作ることが可能です。
上記のお家は塗装用の壁紙を貼り、そこにお好きに調色したカラーを塗っています。ターナー塗料さんでたくさんのお色の中からお好きな色を選び調色し色味を決定しました。
この事例をもっと詳しく見るこちらはキッチンの腰壁や寝室を施主様ご自身で塗装した例です。最近ではご家族で思い出作りとして最後の仕上げで家族みんなで壁を塗装するのも人気です。
塗装のレクチャーなどもあるので初心者でも比較的簡単に塗ることができます。
壁にモルタル!?
壁にモルタルを施工するのも人気です。
モルタルはセメントを原材料としており、荒々しくかっこいい雰囲気を演出することができます。色ムラ感もモルタルの味の一つです。
壁をモルタルで塗ると一気にインダストリアルでスタイリッシュな雰囲気になるのでおすすめです。
壁紙でもモルタル柄のものありますが、凹凸感や質感、感触を楽しみたい方は実際にモルタルで仕上げた壁にチャレンジしてみるのもおすすめです。


リビングをどーんとモルタルとレンガで仕上げているので、壁紙を貼るより迫力と重厚感があり、より海外のお部屋のようなインダストリアルな雰囲気に仕上がっています。
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リビングのテレビ背面をモルタル仕上げに。すっきりとかっこいい仕上がりになっています。
最近人気の新しい素材!モールテックス
モルタルに樹脂を混ぜて作られている新しい素材にモールテックスがあります。こちらも最近人気の内装仕上材の一つです。
防水性があるので、木材で造作した洗面台やキッチンの表面に施工することも可能です。
キッチンの腰壁などにポイントとして意匠的に使われることが多いです。


モールテックスの腰壁と造作カウンターを組み合わせてデザイン性と機能性を両立したキッチン。
腰壁のモールテックスが空間の主役になっています。
自然塗料の塗り壁
最後にご紹介するのは調湿効果のある漆喰と珪藻土です。どちらも自然素材の塗り壁で、真っ白を塗っても塗りムラや雰囲気が出て表情のある壁になります。
漆喰と珪藻土は同じ自然素材ですが、漆喰の方が珪藻土に比べるとツヤ感があり、調湿効果は珪藻土の方が優れています。
【漆喰】
漆喰とは【消石灰(水酸化カルシウム)】に海藻のりなどを加えたものです。【消石灰】といのは石灰石に水を加えたもので小学校の校庭などで白線を引くために使われていたもの、というとイメージがつきやすいですね。
漆喰は二酸化炭素に反応して固まりますので、漆喰100%でもしっかり固まるのが特徴です。凹凸が少なく表面にツヤ感も出るので、すっきりとした雰囲気に仕上がります。


こちらは和室の壁をDIYで漆喰を塗装しています。あえての色ムラ感も味になる、家族の思い出が詰まった唯一無二のお家です。
こちらも事例をもっと詳しく見る【珪藻土】
海や湖、河川などにある「珪藻」という藻類の遺骸が、化石となって海底や湖底に堆積した粘土質の土のことです。珪藻土は乾燥させる事で固まりますが、珪藻土だけではポロポロと崩れてしまうので、固める為の材料も配合されているのが一般的です。調湿効果は珪藻土の含有量によって変わり、珪藻土の含有量が多くなると色味が黄色味がかった色合いになります。
漆喰に比べ凹凸感があり優しい風合いが楽しめます。

こちらのお家はリビングの壁は珪藻土、玄関は漆喰にしました。それぞれの素材の特徴を活かして使う場所を選んで施工しています。
いかがでしたでしょうか。
壁紙以外の選択肢も複数あるため【白い壁】をご希望でも塗装か、DIYか、はたまたモルタルか自然塗料かなどで全くお部屋の雰囲気に変わってまいります。
サンリフォームでは壁紙以外の施工も多く実績があるため、素材を相談したい、や仕上がりの雰囲気を聞きたいなどございましたらお気軽にご相談ください。