2022.07.11
リフォームならでは!造作家具の魅力と、その実例
リフォームを検討するようになるとよく耳にする『造作(ぞうさく)』『造作家具』という言葉。
造作家具とは建物と一体になったような造り付け家具、またはオリジナルで設計した家具を指します。
造作家具は既製品の家具と比べて
・オーダーメイドなので、使う人が一番使いやすい形・サイズにできる
・お家に合わせて造るので、天井や壁などの高さや形状に合わせて空間を無駄なく使える
・好きな素材やデザインを追求できる
・壁と一体になっているので、転倒リスクがなく地震対策になる
といったメリットがあることから、
近年リフォームをきっかけに造作家具を取り入れる方がとても多くなっています。
ここでは、人気の実例からちょっと珍しい実例までご紹介。
2つとして同じものがない家具ですので、どれも施主様の創意工夫がなされています!
収納棚
まず、「家具」「収納」といって思い浮かぶのが『棚』ではないでしょうか。
実際、リフォームをきっかけに造り付けの収納棚を希望されるお客様は多く、打ち合わせの際も「その棚に何を、どれくらいの量を収納するのか」まで細かく打ち合わせます。
リビング収納
絵本やおもちゃが散らからないように、リビングに造り付けたカウンター収納。無印良品のスタッキングシェルフに合わせて幅を決めて、高さは入れるものによって変えられる可動式に。
本棚
リビングと和室の間に設置した本棚は、どちらの部屋からも本を手に取ることができて便利!
※本棚実例は、こちらの記事もご参照ください。
「本好きさん必見!リフォームだからこそ叶う、理想の本棚づくり」玄関収納
家族全員分の靴が収納できる棚や、レインコートなどをつるすアイアンバーなどを備えた収納スペースを造作。
※玄関土間実例は、こちらの記事もご参照ください。
「活用度無限大スペース!玄関土間&シューズクローゼット」机
意外とお部屋の雰囲気に合って、かつサイズもピッタリなものを探すのが難しいのが「机」。
オーダーメイドならそれが叶います。
ワークスペース・DEN
在宅ワークが快適になるよう、リビングの中央にワークスペースを設置。圧迫感を感じないようにしながらも仕事に集中できるように、デスクに座った目線からの室内窓と腰壁の高さが計算されています。
ダイニングテーブル
キッチンまわりのL字のダイニングカウンターはスペースに合わせて造作したもの。小料理屋のような雰囲気が和モダンテイストになじみます。
ベッド
もちろん通常のベッドをお造りすることも可能ですが、ご要望が多いのが「ロフトベッド」。縦空間を有効的に使うことができます。
ロフトベッド + ウォークインクローゼット
ロフトベッド + ワークスペース
【事例】ライフスタイルの変化に合わせて、リピートリフォームその他
造作ベンチ
シアタールームに造作した観賞用ベンチは、設置場所や奥行き・高さなど計算しつくされた仕上がり。座面を上げると収納スペースになっています。
小上がりスペース
「畳で眠りたい」という施主様のご希望から造作した小上がり和室。畳の下は収納スペースになっています。
キャットウォーク・キャットステップ
ネコちゃんが部屋中を縦横無尽に走れるようにと造作。壁や天井といったデッドスペースの活用にもなります。
テレビボード
テレビ台は壁付けにして足元を浮かせるのが人気。この事例は、テレビ背面に間接照明を入れるために新たに壁を作り、その上にフロートタイプの家具をセミオーダーで造り付けています。
オーダーメイドである造作家具は、既製品に比べて高価なことが多く、製作にあたって細かな打ち合わせが必要になります。既製品のような、模様替えでの配置変更や、好みの変化にあわせた買い替えなどのフレキシブルさもありません。
しかし、一つとして同じものがなく、時間をかけてそのお家と使う人のためにあつらえた家具はとても使い勝手が良いものです。
造作・既成を上手に使い分けることができるのもリフォームの魅力と言えますね!
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