2024.06.25
ほっこり居心地がいい「ヌック」実例7選
”こぢんまりとした居心地のいい空間”として、家づくりをする人の間で話題のワードとなっている「ヌック」。
スコットランド語neuk(ヌーク)が語源で、最近日本で使われるようになったワードのため聞き馴染みがないかもしれません。
定義としては、はっきりと用途を持った部屋というよりは、家族団らんできたり、ひとりでほっと落ち着けたりする空間。1~3畳程度の”お部屋未満”のスペースであることがほとんどで、その小さなスペースを工夫して落ち着ける空間にすることで「ヌック」が生まれます。
「ヌック」のあるお家
では「ヌック」を取り入れた7つの事例をご紹介しましょう。
リビングの一角にヌック
読書をしたり、ペットと過ごしたりするくつろぎ時間にぴったりのスペースです。LDKとの調和を取りながらも床材を変えることで空間にアクセントが生まれ、特別な空間として活用できるようになりました。
この事例をもっと詳しくおうちキャンプを楽しめる広めのヌック
こちらは少し広めのヌックです。もともと和室だったお部屋をリビングと一体化して、その一角にシートフロアを貼ってインナーバルコニーのような雰囲気に仕上げました。土足対応で傷にも強いシートフロアだから、キャンプグッズを広げて自宅にいながらアウトドア気分を満喫することができます。
この事例をもっと詳しく壁をくりぬいたようなヌック
壁をくりぬいたような空間にソファを置くことで、リビングと繋がりながらもほっこり落ち着けるスペースになりました。
この事例をもっと詳しく日当たりのよいヌック
キッチンの、バルコニーに面した窓を出窓のように仕上げた事例です。人ひとりが座って足を伸ばせるスペースがあります。安全に上り下りできるように、小さな足掛かりもつくりました。
この事例をもっと詳しく窓際のスペースを活かしたヌック
こちらも窓際のスペースを活かした事例。ベンチに座るようにリラックスできるスペースになりました。
この事例をもっと詳しくおこもりヌック
半個室タイプのヌック事例。リビングから見るとアーチ型の入り口がある「かまくら」のようなフォルム。中は漫画喫茶のイメージでつくりました。
この事例をもっと詳しく個性豊かな2つのヌック
こちらは半個室タイプとロフトタイプの2つのヌックがある事例。
広いリビングに集いつつも、家族それぞれが自由に過ごせる空間を設けました。
ヌックと似ている空間「DEN」「小上がり」
”家に設ける小さな空間”として似ているのが「DEN」や「小上がり」。
「DEN」はヌックよりもさらに独立した部屋のような空間のイメージ。書斎、ワークスペース、趣味の部屋といった、こもって何か作業に没頭するような部屋を指します。
一方で「小上がり」は意図的に床レベルより段差をつけてつくった部屋で、今では畳コーナーを指すことがほとんどです。
「ヌック」は最近日本で使われるようになった言葉なので、実はこの3つの境界線はあいまいなのです。
昨今はリモートワークなど、家で過ごす時間が長くなりました。新たな生活様式も定着した今、気分や過ごし方に合わせて部屋の中に変化をもたらす空間「ヌック」をお家に取り入れてみませんか。
もしご興味あれば、ぜひサンリフォームにご相談ください。
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